「かな書道教室」お仲間の作品をご紹介します。

写真左: 「思はぬにしぐれの雨はふりたけれど 天雲はれて月夜さやけし
(万葉集)」
写真中央:「朝霧によごれて涼し瓜の土(芭蕉)」
写真右: 「樫の木の花にかまはぬ姿かな(芭蕉)」
(美(び)書)
<作品への想い・感想>
挑戦してみたかった短冊に嬉しさ倍増!欲張って、芭蕉の句を二句、万葉集から一句の三句を書いてみました。
それぞれの文字の流れ・連綿工夫の難しさに苦心しましたが、伊地知先生の納得のあるご指導をいただきながら何とか仕上げる事が出来ました。
仮名の奥深さに心引き締まる思いと伊地知先生の偉大さを感じずにはいられません。有難うございました。(美(び)記)
<講評>
真ん中の俳句作品の「あさつゆに」の渇筆と、最後の徐々に筆圧をかけた「…うりのつち」のコントラストがとてもいいです。
短冊をテーマに短歌・俳句と意欲的にチャレンジされて、楽しくお稽古できましたね。短冊の飾り方も三作品違っていて感心いたしました。(紀子 記)
posted by かなぐらふぃ at 10:04|
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